デスク用チェアが壊れたので購入しようという話。
結論はタンスのゲン SURF+ 。
求めるもの
背もたれ:ミドルバック
ハイバックは経験的に必要ない。
以前、使っていたゲーミングチェアが壊れた後ローバック相当のリビングチェアを使うことになったが、その際に不満を感じなかったからだ。
そして、部屋の圧迫感のことを考えると背もたれはできるだけ小さい方がいい。
ただ、背もたれなしというのはおそらく苦しい。これは他所で背もたれなしのチェアに腰掛けたときの疲れから予想される。
ということで、極論はローバック(腰当て程度)がいいのだが、
そうすると可動肘あてが付いたものがイマイチ見当たらなかったのでミドルバックで妥協とすることにした。
肘当て:可動式
現在、肘当てなしのリビングチェアを使っていて、深刻な問題はない。
だが、ゲームをする際に画面からの距離を取りやすくなるので、できれば肘当てはあるほうが望ましい。
また、大概のオフィスチェアは肘当てを取り外すことが可能なので、邪魔だと思ったら取り外せばいいだろう。大は小を兼ねるみたいな感じである。
なお、固定式は机の下に椅子をしまえなくなるので却下。
キャスター・回転機能
前回使っていたリビングチェアは背後にあるものを取ろうと無理な負担がかかったタイミングで背もたれが折れた。
同様の事態を防ぐにはキャスター・回転機能が付いたものを使うのが望ましいだろう。
また、肘付き椅子の「出入りしにくい」というデメリットをできるだけ補うというのもある。
価格:低価格
自室の椅子は長い時間お世話になるため、よいものを選びたい。
が、今回は「安い目の椅子ってどうなんだろう?」という挑戦の意味を込めて、
候補になる中で最も安い椅子を選ぶことにした。
今後のデスクチェア選びの試金石になってもらおうと思う。
なお、これまで使ってきた椅子は、それなりに値の張るものが多かった。
おそらく1万円以下の椅子をデスクチェアに起用するのは初めてになる。
結論:タンスのゲン SURF+
商品ページ:タンスのゲン SURF+
注文”前”の所感
(今回はそれほど真剣に調べ回っていないのでより安いのがあるかもしれないが。)
求めるものを満たしながら最も価格が安かった。
ただ、脚の直径が55cmというのが少し頼りないようにも見える。
対立候補のオカムラのVCM1チェアは64cm。
家で処分待ちのAK RACINGのゲーミングチェアもざっくり測ったが60は明らかに超えており、もしかしたら70あるかもしれないほどだ。
ちなみに、レビューをさっくり見た感じだと、その点への言及はなかった。
結局、安定性が劣ったとしても致命的なものではないだろうと考え、不問として注文した。
(後述するが、脚の直径は実際には問題にはならなかった。)
商品到着
梱包は特に不満点なし、組み立ても簡単であり、本体の組み立ては10分程度で終わった。
別便で少し遅れてとどいた肘当ては取り付けの際に本体部品が干渉して、すこしやりずらかった。
が、それでも15分以内には終わっていたと思うので大きな問題ではない。
ちなみに、肘当てと本体が両方届いてから、「肘当てと座面に固定」→「台座などの他の部品を固定」というようにすると部品の干渉を無視できる。
使ってみて
安っぽさを感じなくもないが、役割は十二分に果たしてくれており、価格も踏まえると満足度はかなり高い。あとは耐久性、いつまで保ってくれるかが問題だが、これはわからない。
肘当てもやっぱりあると楽だった。肘当ては取り外すことも可能だが、おそらく今後は外さないのではないかと思う。
購入前に気にしていた、脚部の直径の小ささ(安定性)の不安点は、使っていて全く気にならない。こうなってくると、むしろ、入れられる机の幅が広がるのでメリットとも取れる。