歌ってみたを作った際、イラストと動画については少しは経験があったが、音声関連がちんぷんかんぷんだったのでそこをメモしておきたい。というのが本記事を残す趣旨。
計画
目標(?)
今回の私は、とりあえず1本上げてみたい、とスタートを切った。その後、考えるうちに、「Alice」しかない、ということに至った。
スタートは興味だったが、歌いたい曲を歌う、伝えたいことを伝えようとする、ということに舵を切っていった。
「”私”が歌う」ことにどう意義を見出すか、という話に自分の中で向かっていたたように思う。
曲の選定
- 著作権的な問題がないか
- 音源があるか
- 自分が歌う、ことができるか、意味があるか、意欲があるか etc.
音声の用意
オケ音源の入手
オケ音源、オケ、Inst、などのキーワードで検索してみるのは基本。
あと、他の方の歌ってみた動画を見て回ったりすると、その検索ではひっかからないような音源が発見できたりする。今回使用させていただいた音源との出会い方がまさにそうだった
歌唱の収録
今回取った方法は次の通り
下手でもいいから通して録音
歌い始めなどがDAWの波形でわかると、その後の作業が楽になった(と思う。)
少しずつ録音
まとめてきれいに歌えるほどうまくない。が、歌い方も機材の設定も、途中で変わると違和感が出るのでそこのところ注意
気になるとこ修正
今回はこの手順を怠りすぎたきがする。一旦、おおまかなミックスをして、最低限出せるものができてから、また修正すればいいやと思っていたが、そのあと修正する、時間とやる気がない&そのままでそこそこ満足してしまった。
ミックス
調べつつ手探りでやったけど、ぜーんぜんしっくりこない。が、次の糧にしたいので、わからないなりにやったことをメモしておく。今回の記事の個人的な本題。
DAWはFL Studio。使用プラグインはそれに付属のもののみ。
次のような感じでいろいろかけた。
- マスター
- Fruity Limiter:Defaultで使用
- オケ音源
- Fruity Parametric EQ 2:Vocalにかけたもの(プリセットVocal Presence)と見比べ、被ってる部分を下げた
- Vocal1(メイン)
- Fruity Parametric EQ 2:プリセットVocal Presenceを使用(これであってるのかわからんけど)
- Fruity Compressor:Gainを10上げた
- Fruity Reverb 2:プリセットSmall Stuido、かかり具合を1/4くらいにした
- Vocal2(コーラス的ななにか)
- Fruity Parametric EQ 2:プリセットVocal Presenceを使用(これであってるのかわからんけど)
- Fruity Compressor:Gainを5上げた
- Fruity delay bank:プリセット6voice chourにしたのち、3~4を消した(なにやってるのかわかってない)
画像の用意
あまり手の込んだものにしなくても成立する(と私は思う)
ということで、そんなに手は込んでいない。(が、いろいろ悩んで時間はかかてたりする)
- ざっくり黒ペンでラフを描く
- 水彩ブラシで色をつける(地面、木、ヒト、ぬいぐるみ、でレイヤー分け
- 紙っぽいテクスチャをつける
- ほぼ真っ白のレイヤーを上から被せて、透明度で色味調整
動画の制作
あまり手の込んだものにしなくても成立する(と私は思う)
- 素材を配置して
- タイミング合わせてテロップ設定
- トランジション設定:くろすでぃぞ
誤字脱字に注意
投稿
動画タイトル、動画説明文、タグ、サムネイル。
計画段階でちゃんと調べておくことをおすすめする。
今回は、説明文作る際にJASRACの作詞作曲、アーティスト名を調べた結果、動画のテロップから修正することになった。
言い訳:「歌ってみた」という呼称について
便宜上、「歌ってみた」を作ってみた、というタイトルにしたが、私としてはその、「歌ってみた」という名称は軽すぎる気がしてあまり好きではない。
そりゃ、まとにいちから作曲してやってくよりかは、手間は少ないかもしれないが、それでも、想いをこめて歌って、手間をかけて仕上げたのである。まだ、Cover という名称のほうが好みだ。
なんだけど、利便性に負けて、私は「歌ってみた」というのを用語として使うことにした。
という、どうでもよさげな葛藤が、今回のAlice公開の裏にはあったよ、ということをここに記しておく。